医師の転職方法は一つではない

転職活動と一言で表現しても、その方法は多岐に渡ります。
どれを選択しても最終的に目的などに合致した転職先を選択できれば問題はありません。
ただ、医師によっては選択できる転職方法に限りが出てくることもあります。
また、それぞれの方法にメリットやデメリットが存在し、また、そうしたものと自身の実績や性格、そして自らの目指す転職、あるいは目的になどによって選ぶべき転職方法も変わってくるでしょう。
転職方法を目的に合わせ選ぶと同時に、医師の転職失敗例を知ることも大切です。あなたの転職目的と、転職方法が合ってるか知ることができます。

ここでは3つの転職方法を紹介していきます。各方法の理解へと役立ててください。

①医師の転職サイトを利用する

まず紹介するのが、転職サイトの利用です。
現在では医師専用の転職サイトが多く登場しており、それを活用することで求人情報収集から比較、選別、応募まで行えるようになっています。

インターネットを介して利用するため、情報量が豊富であり、転職専用サイトならではのサービスやサポートも受けることが可能です。
この医師専用の転職サイトは、主に「検索型」と「エージェント型」に大別でき、双方の役割を有したサイトも存在しています。

転職サイト利用の利点と欠点

医師のための転職サイトには、求人や転職に関する情報が詰め込まれています。それを手にできる点に大きなメリットがあります。
選択肢の幅も広がり、視野を広げながら転職活動ができる点は多くの医師にとって有益なものとなるはずです。
また、エージェント型のサイトでは、専任のコンサルタントのフォローが受けられるため、医師個人にかかる転職活動への負担を抑えることができます。

選択肢が広がり過ぎることで迷いが生じる可能性がある点は否めません。
また、医師専用の転職サイトも数が多くなってきており、求人の選択以前に転職サイトやエージェントの選択に頭を抱える医師が出てくるかもしれない点に関しては、この方法のデメリットと言えるでしょう。

②医療機関へ直接応募する

興味を持った医療機関のHPなどから直接応募する方法も考えられます。
主要な医療機関であればHPを運営していますし、そこに採用情報を掲載しているところも少なくありません。
HP内に掲載された内容も、診療を検討している一般の人ではなく、明らかに医師を意識した内容となっている病院もあるため、それらをチェックし気になったところがあれば直接応募するのもいいのではないででしょうか。

直接応募の利点と欠点

直接応募は、先方に少々良い印象を与えられるかもしれません。
転職サイトなどを介さずに応募することで、他の医療機関には目もくれず、選択肢は一つであると主張しやすくなるためです。

一方で、コンサルタントなどを間に挟みませんから、書類の作成や面接対策などをすべて自らで行う必要が生じます。
実績や経歴が確かであっても、それを余すことなく伝えるのが難しくなる可能性については留意しておくべきです。

③知人医師などからの紹介を受ける

上司や同僚、他の機関で働く医師などから紹介を受けて転職先を決定する方法も考えられるでしょう。まずはこの可能性を探る医師も少なくありません。

紹介にはいくつかのパターンがあります。
ヘッドハンティングに近い紹介のされ方をするケースも出てくるでしょう。
すべての医師が利用できる方法とはなりませんが、一つの手段として意識しておいてもいいのかもしれません。

紹介による転職の利点と欠点

転職活動にあまり時間や労力をかけずに済む点が、この方法の大きなメリットとなります。
先方のトップなど、人事担当者を飛び越え、さらに強い権限を持つ役職の人物と面接できるケースも少なくなく、紹介されれば転職はほぼ確実と言ってもいいのではないでしょうか。

ただ、転職後に結果や成果を出さなければ、紹介者の顔に泥を塗ることになります。
また、転職先が肌に合わなくても紹介者が存在する手前、容易に次の転職へと意識を向けることも難しくなるでしょう。
そうしたプレッシャーや縛りが生じやすいのが、紹介による転職の実情です。

おすすめは医師の転職サイトの利用

主に3つの転職方法についてメリットやデメリットなども含め紹介してきましたが、個人的には転職サイトの利用をお勧めします。
私が医師転職に関わるコンサルティング業に就いていることもありますが、他の方法と比較すれば、明らかに多くの医師の転職に最適であると断言できます。

特にエージェントタイプのサービスは、そのサービス内容やフォロー体制も年々充実してきており、医師が納得の転職を行うために不可欠なツールとなってきています。
転職希望の医療機関をすでに1つに絞り込んでいる医師や、不意に紹介を受けた医師以外であれば、医師専用の転職サイト及びエージェントを利用し転職活動を行うべきでしょう。